ベンチ外だより

バスケについて書いています!Bリーグのハピネッツを応援しているので、そのことについて書くことが多いです。記事に書いてあることは自分なりの価値観に基づくものです。かなり変わってるものもあると思いますがご容赦下さい。

バスケは苦悩している選手が大一番で活躍できる

ハピネッツ昇格おめでとう!!!!!!

 

とてもハッピーでございます。

待ちに待った目標達成。

本来なら長く苦しい戦いだが、ペップの戦術と若手の成長のおかげで退屈することは少なかった。

 

だけど、みんながみんな大活躍、成長できてるわけじゃない。

谷口大智が明らかに一番今シーズン苦戦していたと思う。

 

彼はB1を知る戦力の1人であり、ポテンシャルのことも考えるとB2では大活躍間違いなし、と予想する人もいたのではないか。

俺も谷口が契約更新してくれた日はとても嬉しかった。他のチームからいいオファーがあってもおかしくなかった。

 

しかし、今シーズン蓋を開けてみると…

イマイチだった。

本人自身、納得のいくパフォーマンスができた日はそう多くなかったのではないか?

インスタやツイッターなどを見ても、試合に関して色々思うことがあるようだ。

 

5月13日。

その谷口が昇格をかけた第2戦で大爆発!

MVPも取り、彼も久々に手応えを感じられたんじゃないかと思う。

 

谷口はどんな苦労を経て爆発したのか。

なぜ彼はそこまで今シーズン苦戦していたかを考察したい。

 

 

1.B2だとミスマッチが多い

谷口は日本の中でも珍しいタイプ。

デカい割にシュートエリアは広いし、シュートテクニックもそれなりにある。

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そして彼の本職はPF!

センターも務めることのできるという4〜5番の日本人選手である

 

しかし、残念ながら4〜5番の日本人選手というのはプロでも少ない。

多いのは3〜4番のPFとSFをどちらもできるという選手だ。

その背景として、プロになるとセンターは外国人(またはフォワード)、日本人はガードという完全分業をし始めること(この傾向が強いチームほど弱いけどね)。そもそも4〜5番を務められる身長や才能を持った選手が日本人には少ないことなどが挙げられる。

数少ない4〜5番で渡り合える選手がいたとしても、ほぼB1に在籍していることが多い。

そんなこんなで、とにかくB2だと谷口に合うマッチアップは少ない!

それこそ熊本戦で戦った中西ぐらいが対等なマッチアップ相手になるのではないか。

 

3〜4番の選手というのは、クイックネス能力が高いというのが特徴だ。

中外に素早くアクセスする能力が求められるからだ。

そして谷口はクイックネスの能力はそんなに良くない。

彼は走ることによる線で勝負するより、体をうまく使った点で勝負する選手だからしょうがない。

いくら体が大きくてうまく反応できたとしても、その次の2歩目3歩目には置き去りにされてしまう。

今季はそんなミスマッチが多かった。

ファウルも多くなるよね。

谷口としてはもどかしい気持ちだったと思う。

 

じゃあセンターに付けばいいじゃんと思うが、谷口はパワーで勝負してくるセンターと相性が悪い。

そこはミスマッチなので勘弁してほしい。

そうでなくてもどっちにしろ、センターが本職ではない谷口が相手となれば積極的に攻めてくる。

そうなったら我慢比べ。ミスマッチとは行かなくても、分が悪い勝負ではあった。

 

 

2.プレイエリアの変化に苦戦した

ペップバスケに秋田がなってから、谷口のディフェンスにおけるプレイエリアは劇的に広くなった。

以前は中を意識したディフェンスさえしてればよかったが、そうも行かない。

ローテーションを守るため、トラップやスイッチによるカバーなどで

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このトップ周辺に顔を出すことが多くなった。

ここから本来のインサイド周辺を守ることになっても、中外とリズムがついてしまうため谷口の負担は大きくなる。

一番最悪なのはどっちも中途半端に守れなくなってしまうことであり、ペップも谷口の扱いには慎重だった。

そこに一つ目のミスマッチ問題もあるので、相乗効果で谷口としてはてんやわんやだろう。

どこでしっかり守るのか、見極めに時間がかかっていた。

 

 

3.オフェンスでのメリハリ不足

谷口大智の強みを整理しよう。

  • 身長2mもある日本人で珍しいビッグマン
  • PFとして様々なインサイドプレイに対応できる
  • スリーが打てる
  • 体の幅を生かしたシュートがうまい
  • ミドルシュートが良い
  • 英語を喋れるので外国籍選手と連携が取りやすい
  • ワンピースオタク

まあざっとこんな所だろう。

これらのことを考えると

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青のプレイエリアから、ポストプレイやカットによる中へのチャレンジ

外への飛び道具スリー、スクリーンが標準的な立ち回りだろう。

だけど谷口はあまりそういったプレイはしなかった。

 

これは秋田のオフェンス戦術にも問題があるが(また記事にします)

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青のプレイエリアで1番の選手にスクリーンをかけるのが今季の谷口の多いパターンだ。

それはそれでいい。

しかし、谷口はスクリーンをかけ終わった後も青のプレイエリアをうろちょろする

外でプレイしろと制限をかけられているか知らないけれども、

定石のスクリーン後の中へのカットも少ない。

もちろんドリブルができるわけでもないので、青のところでもらってもシュートフェイクしかすることがなく、実質パスだけ。

んでようやく中に入ったと思ったら、今度はパスが入らない。

完璧青のプレイエリアでたまたまフリーになったら打つ人。たまーにサイドに開く。

つまり、単調な選択肢が多いので相手は怖くない。

オフェンスで谷口の存在感が薄いのはこのせいだ。

もっとチームが彼を生かす立ち回りをさせるべきだと思う。

谷口の外を生かしたいなら、なおさらもっと谷口をインサイドに使うべきだ!

シュートが打てなくても繋ぎのパス役をさせればいいんじゃないか。

兎にも角にも、もっとメリハリのある動きが必要だと思う。

俺はなんで谷口をずっと3ポイントの外で縛っているのかわかない。

 

 

以上3つが彼を苦悩させた大きなポイントだと思う。

まあ、めっちゃ損な役回りしてるなと感じる。しょうがない部分もあるし。

 

 

 

 

 

そんな谷口だが、

なぜ熊本戦はうまくいったかというと…

 

ビッグマンがスリーを打つという武器は「意外性」を持ってして生まれる。

お前そこでも打てるんかい!っていう武器。

 

つまりは相手にどれだけ不意打ちを喰らわせられるかということ。

 

でも熊本戦は立ち回りはそんなに変わってなかった。

敵を欺いたのは

「もらったら既にスリーを打つと決めていた意外性」

だったと思う。

今までだったら、ワンテンポ、パスコースを探す猶予を置いてから打っていた。

でも谷口は迷わなかった。めっちゃいいこと。

 

そして、これは持論だが

スリーを武器にしてるやつは、悩んで開き直った奴が一番強い!

もう頭ん中シュートだけ。

相手がチェックに来ようと距離があろうと気にならない。

そして、一本決まれば脳内麻薬が出る。俺はいけるぞと。

どこまでもいけそうな気がしてシュートタッチがすごく良くなる。

ちょっとのことじゃ止まらない。それがスリーポイントシューターの一番強い状態。

でもここまで行くのは本当に悩まないとなれない状態だとおもう。

谷口は今シーズンの苦悩を力に変えてそこまで行けた。

 

プロはどんな状況でもやるしかないからね。

MVPおめでとう。

 

 

谷口はこれからも厳しい目に合うと思うが、応援してる。

比江島より応援してる。

B2最終戦、最後にバシッと決めて、締めくくってくれ!

いつも通りに。

いよいよプレイオフがやって来たぞーーー!!!

 

待ちに待った昇格戦!

皆さんの中でも期待と興奮が高まっていること間違いなし。

というわけで自分の中での熊本戦、ハピネッツはどうしたら良いかを書きたいと思う。

 

 

タイトルにある通りハピネッツは、いつも通りにやる事が一番

 

熊本というチームを相手に色々と策を講じるよりは、自分たちが今シーズンやって来たことを精一杯出し切ること。

それが一番の勝利への近道だと思う。

 

大一番の勝負なんだから、徹底的に相手を研究して作戦を練る方が良いのでは?

という人もいるかもしいれないが

秋田は現状を考えると、結局いつも通りに戦うのが一番。

 

 

そもそも相手に合わせた戦術を用意できるほどウチは器用じゃない。

チームとしてディフェンスをする。

個人個人のポテンシャルを生かしたオフェンスをする。

秋田はシーズンを通してこれしかやってきてない。

シーズン戦を見てきたが、相手を気にして変なディフェンスかますよりは、自分たちの役割に集中したゲームのほうがよっぽどいい動きをしていた。

逆にそれで9割勝ってきたんだから自信持ってやれば熊本に負ける事は無いと思う。

後は、田口への依存度が減ったことも、いつも通りにやれば良い理由の一つだ。

今までハピネッツは大舞台で田口を徹底的に抑えられ、苦い思いをしてきた。

なんの進歩もなくここまできていたなら、田口にシュートを打たせるために緻密な作戦を練るべきだと思う。

しかし、チームとして戦ってきたハピネッツなら、もし田口が抑えられてもディフェンスで突破できる。

何と言っても今は中山もいるので、彼を抑えるだけで熊本は一苦労なはず。

特別な作戦を練るよりは、自分たちのバスケットをハードにやれば大丈夫!

 

まあペップもおそらくいつも通りにチームを仕上げてくるだろう。

今季の集大成を見られるのは非常に楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

…とは言ってもやっぱり不安だわ!(プレイオフ恐怖症)

 

ええい!流石にいつも通りいつも通りって言っても

勝負はそんな単純じゃない!

熊本戦には大事なポイントがあるのじゃ!

 

 

若い力で押し切れ!

若い力というのは諸刃の剣にもなり得るもので、イケイケドンドンの時はガツンと行けるが、コケるとアララ〜となりやすい。

チーム全体としてはもちろん、小野寺なんかは特にその色が強い。

じゃあ大一番の舞台でコケられると困るじゃん!

そう…

一番は、コケない雰囲気を作ること。

ここで生きるのがホームアドバンテージ

ピンチの時はブースターが後押ししてくれるし、フリースローなんかはそりゃもうえらいこっちゃ。

イケイケなときにはかなりクレイジーピンクが盛り上げてくれるハズ。

選手達は安心してアグレッシブにプレイするのだ!

雰囲気作りはブースターに任せておけ!

 

(自分は仕事です、すいません)

 

あと、ヤバくなったらペップ式気合い注入じゃ!

 

 

全勝する!

上記した通り、ハピネッツは若い。

緊迫した場面ほど不安定になる。

そのため、精神的に邪魔になる要素は少しでも取り払いたい。

もし1戦でも落としたら、熊本は勢いづくし、決定戦にまで回ることになる。

劣勢な相手ほどワンチャンスを持っているもの!

そこに若い面々が耐えられるかと言ったらものすごーく不安なわけである。

しかも、幸か不幸か熊本は秋田に一戦も勝てていない。

レイオフにおいて、秋田が勝っている以上はこの事を精神的に有利にしてくれるが、負けた場合は逆の作用を及ぼすだろう。

とにかく

熊本に一敗すれば何か起こる可能性は十分ある!

とだけ言っておこう…

 

 

レイオフ男を作らない!

こういう時に「持ってるやつ」っていうのは現れやすい。

熊本で言ったら小林や古野といったところだろうか。

一度出てきてしまうと不思議なことにこういう奴らはマジで止まらない

ターンオーバーなんかしてシュートを沈められた暁にはヤバイことになり得る。

逆にハピネッツは中山や田口といった人たちがどこまで持っていけるかが注目。

相手のエースを抑えた上で、自分たちのエースをいっぱい活躍させれば勝利はグッと近くなる。

 

 

…と月並みなことしか言えないが、こんなところだろう。

 

 

 

B1を目指してようやくここまできたのは長かったような短かったような一抹の寂しさみたいなものも感じる。

昨季は歓喜より肩を落とした印象の方が強かった。残留プレイオフで衝撃的な負け方もした。

そこから一年

俺はここまで進化してきたハピネッツが報われて欲しいという一心だけだ。

 

GO!ハピネッツ!

 

日曜日に朗報が聞こえますように。

ハピネッツPG陣よ大志を抱け…

皆さんこんにちは。

 

まず、徳永選手が大きな怪我により離脱してしまったことを大変残念に思う。

これから彼の人生には、厳しい戦いが待っている。

徳永には自分のことに専念して欲しい。まず復帰を目指してプロでい続けられることを考えて欲しい。

ありがとう徳永、リハビリ頑張ってあのディフェンスをまた見せてくれ。

 

任せろよ

 

ハピネッツは勝つからよ!!!!!!(確信)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週の仙台戦を見て。

 

ハピネッツは勝つからよ!!!!!????????(疑問)

 

いやぁ、確信から疑問に変わるってこういうこと言うんだなあ(嘘)。

分かってた。しょうがないよ。

ある意味、徳永が一番安定してたPGだし。

 

仙台戦を見て、不安に思ったことはたくさんある。

その中でも、徳永が抜けて、残されたPG陣について頑張って欲しい事を書こうと思う。

 

 

 

 

小野寺祥太

前回、小野寺についての記事を書いた。

小野寺翔太のPGコンバートは果たして正解だったのか? - ベンチ外だより

 

そこでは、まずボール運びを修正することと書いたが、最近はいくらかマシになったと思う。

中途半端なボール運びが少なくなった。彼は元々突破力があるドライブを持っているので、それをうまく使って運ぶのに慣れてきたんだろう。

フェイントをかける、味方をうまく使うといった選択肢はこれから広がっていけばいい。

 

小野寺が次に取り組むテーマは

簡単に相手を背中で背負わない

ことではないか。

 

小野寺はよくトップの位置でパス先を探したり味方の動きを待っているときに

プレッシャーをかけられると、割とすぐ背中でボールをガードしたがる。

取られたくないのは分かるが、前にも書いた通り、背中で相手を背負うのはPGとしてあまりオススメできない姿勢である。

以下のようなデメリットが生まれるからだ。

  1. ドライブに行けない
  2. シュートが打てない
  3. パスがすぐ出せない(視野が狭くなる)

他にもあるが、主にこの3つが代表的だろう。

たしかにボールを守れるのは楽だが、攻撃が背負った姿勢から始まることはほぼない。

むしろ逆に停滞してしまいやすい。

現に、中山がこの動きでボールを取りに来る場面をよく見るはずだ。

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それはもう中山が小野寺からボールを取らないと何もできないからであって、打開策としてこのプレーが生まれているのだ。

小野寺がディフェンスを背負わないためには

  • ディフェンスが詰めてきたら思い切ってドライブ仕掛ける
  • 出来るだけ球離れを良くする
  • ドリブルやフェイントで揺さぶる
  • 体を相手に当てて自分のスペースを確保する

などといったことが考えられる。

背中で背負いながらのドリブル、結構酷い(スカスカドリブル)ので本人もなんとかしなければならないとは感じてるはず

 

小野寺が対戦してきたPG達は簡単にボールを止める事をよしとしなかったはずだ。

それにはちゃんと理由がある。

小野寺は自分の立ち回りを一つ一つものにしていかなければならない。

是非とも個人的にはこのテーマに取り組んでもらいたい。

少しずつ選択肢を広げて、相手ディフェンスを怖がらせるのだ!!

 

 

 

大塚勇人

彼はプレイ云々よりも一番は

チーム事情の問題の方がデカい。

プレイヤースキルとしては問題ない。

スピードがあるし、展開に変化を加えられる。

ディフェンスも徳永の穴を埋めようと頑張っている(ファウルする可能性は高いが)。

悪くないPGだ。

戦術面に関しては、もう数をこなして慣れてもらうしかない。

 

だけど考えて欲しい

彼の本チームは目下降格最有力候補

今いるチームは昇格最有力候補

レンタルから帰ると彼はB2でまたプレイし直しなのだ。

 

 

彼はプロだ。契約で合意してやってきているのだから全力でプレーしてくれるだろう。

でもプロである前に人間だ。

彼のチームはハピネッツじゃなく、彼のチームは西宮なのだ。

これからのプレイオフは、そういった精神面が強く出る。

ペップもここぞという場面は小野寺を使うだろう

でも、ハピネッツは大塚の力を借りないともうどうにもならない状況になってしまっている。

これから大塚が乗り越えるべきは、

レイオフに向けて精神面の壁を超える事ではないか。

彼が今ハピネッツに来ているのは決してマイナスではなく、今後のキャリアで大事な要素になり得る。

是非ともプレイオフで大暴れして、自身を成長させて欲しい。

 

あと身長は低いので、仕掛けられたら相手のプレッシャーに負ける前に、早めにディフェンスかわしてくださいお願いします。

 

 

水町亮介

もう歳だよ。

長時間のプレイはできない。

でもその割にはたまにいいプレイ見せるから、やっぱり熟練度はあるね。

若い選手で構成された今のチーム戦術に頑張ってついていこうとしている。

もしも出ることがあれば

少しでも上2人の休む時間を稼いで欲しい。

落ち着いた試合運びで若い人達のミスをとにかくカバーしてくれ。

 

 

てっきり、今季で引退表明すると思ってたんだがなあ…最低でもシーズン終わったらするとおもってるけど…

流石に来季は厳しいんじゃないか

 

 

 

小野寺と大塚には共通課題

絶対ファウル重ねるな!!!

どちらかが出れなくなってしまうと水町の時間が多くなる。

そうすると、保岡、谷口、高畠といったサブメンバーと組み合わせた時間が厳しい。

ファウルせず安定した立ち回りしてた徳永が一番貢献してた分野といって良いかもしれない。

巡り巡って、チームにとって不利な時間はどうしても生まれるのだ。

そこを少しでも安定させる選手を失ったのは痛い。特にハピネッツというチームにとっては。

 

 

 

 

 

 

以上が個人的な視点で見る残されたPG陣の頑張って欲しいこと。

ただでさえ、弱かったPG陣だが、さらに不安定になってしまった。

今のハピネッツは、昇格できないことはないだろう。

だが、足元をすくわれる条件は整っている。

福岡戦に至っては、負ける可能性は十分すぎるほどある。

中山、田口の活躍にかかっていることは間違いない。

これからのハピネッツの試合で、チームの成長を期待しよう。

俺的秋田県バスケ部あるある〜!

突然だが、あるあるネタを言いたい。

完璧個人的な感覚だから多少は勘弁!!!!

秋田関係ないやつが多い気がするが関係ねえ!

ちなみに俺は平成6年生まれ。

とにかく列挙していくぜ!!!!

 

 

      • 途中出場クソ寒い
      • 小学生の探究心をくすぐる市立のデカさ
      • 市立のサブコートのおまけ感がすごい
      • 市立のアップで上をグルグル回る
      • 湯沢北(今は湯沢湘北)のスカウティングのガチさにビビる
      • 県南地区の闇
      • 工業商業高校の試合は荒くなりがち
      • 意識高い系の監督すぐ能代工業の練習に参加させたがる
      • 体育館寒い
      • 能代工業のアップをまじまじと見る(あのタップするやつ)
      • 能代工業強すぎ(当時はまだ)
      • 能代工業が負けたニュースで時代の流れを感じる
      • 能代カップの盛り上がりがすごい
      • ゾーンプレスを信仰するチームが必ずいる
      • 親の車送迎力が試される
      • このヒーター最強wwwww

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画像でかくね?笑

 

  • スリーメンの連帯責任制終わらない
  • そぉ〜い
  • 会場のうどん食うな
  • 会場のババヘラ食うな
  • モップ係寒い
  • すたみな太郎で打ち上げ
  • 保護者で揉める
  • このバッシュのiD履いてるやつ多すぎ

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画像デカいって!

      • ↑の変な色でバッシュ作ってる奴がいる
      • たまに酔っ払ってるのかわからんおもろい監督がいる
      • 多数のモルテンの中に一球だけ紛れるナイキのボールor公式球のいいやつ
      • 手が寒い
      • この手袋の無力さ

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手袋こんなにデカい画像じゃなくていいから!

 

  • オフィシャルのブザーで一つだけやたらうるさいのがある
  • バス移動が多い
  • ほかのチームの試合を見てるとき寒い
  • シャカシャカ必須
  • シャカシャカ着てるとバッシュが引っかかって脱ぎにくい

 

以上今思いつく限りのあるあるでした。

 

締めの言葉が思いつかない……

 

へばまた次の記事で……(唐突な終了

 

船山裕士って誰?

秋田ノーザンハピネッツにとある選手が入団した…

船山裕士って誰だよ?練習生?期待できねえな

しかも埼玉ブロンコスからって…

大抵の人はそう思ったはず。ていうか思わなければおかしい。

正直すまんかった。

 

いやこの人、想像以上に活躍するやないかーい!

 

実際は

とんでもないラッキーボーイだった訳である。

 

今回は何故彼がここまで成長出来ているのかを記事にしようと思う。

 

事の始まりとして…

無名の彼がb2首位のチームに抜擢されたのは運だ。それは間違いない。

昨年12月20日

ハピネッツは1人のビッグマンが怪我をしてしまい、ベンチ登録から外れることになった。

選手負傷のご報告 - 秋田ノーザンハピネッツ

 

この辺りの時期はシーズン半ばの補強期間であり、移籍ニュースにブースターは心を踊らせることになる。

ハピネッツも外国籍のフィッツ・パトリックを外し、クリス・カヨールを仲間に受け入れた。

だが、それに加えてハピネッツの場合は、身長2mもある日本人選手の代わりを探す必要があった

秋田はプレイタイムのシェアを重視するチームであり、日本人でインサイドを守れる選手がいなければ外国籍センター陣を疲労させてしまうからだ。

おまけにハピネッツは全選手にハードワークを求めるので、スタミナ管理的な意味でも是非とも欲しい人材である。

だが、この時期に貴重なビッグマンの日本人を連れてくることは、不可能であり(他チームが離すわけない)

インサイドの選手は諦めて、どこのポジションでも良いから、優秀な特別指定選手を手に入れて、チームを回すのが一番現実的な選択肢だった。

 

だけど、ハピネッツはどっからか船山君を拾ってきた

ステータス的には

年齢←まあ若いね

ポジション、PF←お、まだ4番で使える選手なんて見つけられたのか

身長188cm←若干、小さいな…

埼玉ブロンコス練習生←ああ(察し)

で、冒頭の感想になるのは普通だと思う。

正直、妥協案にしか考えられなかったし、本人も取ってもらえたのは思いがけないことだったんじゃないか。

ペップは可能性があるなら絶対に4〜5番取れと明確にチームに伝えた可能性も考えられる。

 

ここから本題

まあそんなこんなで突然実戦投入された船山君。

普通なら、ほんの少しの時間、誰かが休めるぐらいの時間が稼げれば良く、大抵プレータイムはそんな長くもらえない。

だが、入った先はハピネッツ。

  • ハピネッツはチームで戦うスタンスだった(純粋な個々のスキルだけが重視されない)
  • タイムシェアを重視するため出場機会が嫌でも与えられる
  • ディフェンス主体のチームだった
  • 四番という本来のポジションでプレーできる
  • あの、マッチアップ相手外国籍なんすけど……→ペップ「知ってる。行け」

以上の理由から試合に積極的に投入されることになる。

 

もちろん、試合に出るだけじゃダメ。活躍しなければプレータイムは伸びない。

船山は想像以上にディフェンスが良かった。

  • 彼は身長が大きくないが、重心が低いことによるファイトを怠らない
  • オフボールの動きに惑わされず、自分のマークマンにしっかり追従できる。
  • ハピネッツの戦術理解ができて、自分の役割に専念できている。
  • 外からの1onの状況で簡単にボールに振られない(安易にフェイクにかからない)。

良いところは十分あって、彼が活躍するには十分だった。次第にペップも船山は使えると認めて行くことになった。

 

そして、彼は成長していく。

相手が外国籍やどんな選手であっても、チームがどんな状況であっても、試合に出て様々なレベルを体感できているからだ。

上記に並べた良い点は、全て駆け引きによるところが多い

だから、彼に必要なのはとにかく経験で、ハピネッツは成長のための良い材料を提供していたのだ。

どんな御託をならべようが、スポーツ選手は

試合に出なきゃ成長できない。

練習生じゃ成長は限られていて、船山は叩けば伸びる可能性を持ったままだった

様々なレベルの体感は経験として彼を伸ばし、

次第に彼のプレータイムも伸びて行くことになる。

 

彼の成長が顕著に目に見えたのは2018年3月の愛媛戦だったように思える。

マッチアップ相手は、b2トップの得点力を持つタプスコット選手だった。

純粋なインサイドではサイズで負けるものの、単純な1onで簡単にチャンスを与えなかった。

結局、15分ものの出場時間でハピネッツのディフェンスを担当し、相手チームへの体力消耗をさせ、第1第2ゲームの勝利へと繋げた。

そのもがきながらプレーする姿は俺の中で印象的だった。

 

そして遂にペップは先日の奈良戦で船山について触れる。

インサイドでも活躍できる中山が欠場したのだ。インサイドの守りを任せられるようになった船山は頑張るしかなかった。もちろん体格の全く違うセンター相手にもだ

<今節は中山選手が欠場したことについて>彼のような選手を欠いたことはもちろんチームにとって影響はあります。ただ今日は選手それぞれが中山選手の分もプラスアルファの役割を果たしてくれて、ステップアップできたと思います。ですので今日の勝利にはこれまでとは違った意味がありました。そういった意味で本当にうれしい勝利です。たとえば今日は、今季最初はB3のチームの練習生で秋田にも当初は練習生として来ていた船山選手が、試合の中で成長したプレーをみせてくれました。中山選手に限らず、シーズン終盤のこの時期に誰かが欠場することはあり得ると思いますが、そのときに選手たちがお互いに助け合うことで勝ち切ることはできると思います。

(あれ、秋田の練習生だったの?笑)

彼は20分にもわたってハピネッツのリングを守り、ペップから賞賛された。

この成長ぶりは、予想以上だ。

 

試合に十分出れるハピネッツに来れたことは船山にとってラッキーであった。

他のチームで試合に出るとしても外国籍とマッチアップするなんてことは100%なかった

 

つまり

船山は、

自分より高いレベルに挑めるハピネッツの環境と、成長の可能性がマッチした。

これが彼の成長の理由だ。

人生で大きなラッキーだと思う。

 

そういうことで今無名から成長しまくり船山君なわけである。

これから残りの試合どう成長するのか楽しみにしているハピネッツブースターは多いのでないか。

今後も活躍を期待しよう思う。

 

 

オフェンス何にも出来ないけどね…

チャンスがあったら、もっと積極的に打って!

オフェンスの第一歩は自分を信じることだぞ!

 

小野寺翔太のPGコンバートは果たして正解だったのか?

今シーズンに関して、現段階で言わせてもらうと

失敗

まだ結論づけるのは早いという意見が聞こえそうだが、苦戦していることは明らか。成長の可能性を謳っていたらキリがないのでここではそう結論させてもらう。

 

今季岩手から移籍してきた小野寺翔太選手

彼は、今季入ってきた選手の中で一番の有望株だった

あのカズさんが欲しがった話もあったとかないとか。

彼がハピネッツに入る前どんな選手だったかは次の動画を見たら分かる。

2015ハピネッツ『イースタンファイナル 秋田vs岩手』全得点 - YouTube

 

彼は立派なSGである。そのことは文句のつけようがない。

 

まず、そもそもの問題として

ハピネッツは小野寺をPGにコンバートすることになった。

何故?

普通に考えたら、わざわざ稀有な得点感覚を持つSGを、PGにコンバートさせるのは一か八かというところだ。

何故ならPGはポジションとしてやることが半端なく多い。下手を打つと、その仕事量に今までの自分が押しつぶされるからだ。

 

ハピネッツが彼をコンバートした理由についてはこう考える。

今オフのハピネッツにて

安藤いなくなったわ…やべぇ、代わりがいねぇ…(苦肉のレンタル移籍に留める)

徳永取ったけど…

水町はもう年だしな…

マジでPG足りなくね?

以上

 

普通に考えてPGをおいそれと離すチームいないしね、しょうがないね

選手のクオリティ考えたら小野寺が一番可能性あったわけですわな

 

本題、何故失敗かというと

上にも書いた通り、PGとしての仕事量に自分の良いところがなくなっているから。

小野寺の良いところは鋭いドライブと3P

その得点能力の高さである。

ただ、シーズン前半は成功だった(に見えてただけ)。

PGというポジションにとらわれず、持ち味を生かして勝敗に関わった。

しかし、シーズンが進むに連れ、相手のディフェンスシステムは整い、ハピネッツ対策が取られるようになった。

いよいよ本格的なPGとしてのクオリティが求められるようになったら、見事に自分の良いところを出す余裕がなくなった。

彼の中で、自分が得点するという選択肢はどんどん遠ざかっている。

また、そもそもの問題としてPGとしての仕事が出来ていないのも問題だ。

その証拠に、今では一時期苦戦していた徳永のほうが、よっぽどオフェンスが良くなる。

 

これから成功するには

まずボール運びを修正すること

オフェンススタート位置がまず良くない。

具体的には

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ここで止まらない。

ディフェンスがいなくてもだ。ここでドリブルの推進力を失うと、プレッシャーをかけられやすく、体でガードすることが多くなる。

3p打てない、ドライブしにくい、パスの距離が長い。デメリットのことの方が大きい。

目標は

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ここまで押し込んでからストップする。

彼はドリブル得意じゃないみたい(本人談)だけど思い切りでここまでガツガツ運んでもらわないと困る。

でないと、彼が得点する形すらできない。

 

他にもあるが、まず優先事項はこれだ。

 

 

目指すべき目標

彼がPGにコンバート成功したと言えるのは

自分の得点能力プラスおまけで標準的なPG能力

が身につく。

つまり

自分が思いっきり攻められる形が作れるようになる

ときだ。

彼の得点感覚は貴重なもので、決して消してはならない。

秀でたPG能力まで行かなくても、普通のPGスキルまで装備できれば良い。

それだけで彼の得点能力は十二分に威力を発揮できるだろう。

まずは、そこまで行くのが大事。

 

彼の成功は、世界で流行りの、自分が決定力を持つPGになりうるので

とてもロマンがある。

もし成功すれば、十分日本を代表する選手になれる。

 

次は奈良戦

チーム力的に余裕があるので

彼本来の立ち回りを少し取り戻せれば、締めくくりにむけた良い材料となる。

逆にできなければ…

ファイナルで痛い目を見るだろう